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建設業労災保険料 5,771万円徴収漏れ (2025年9月29日)

建設業者が納める労災保険料について、2023〜24年度に5,771万円の徴収漏れがあったことが22日、会計検査院の調査で判明した。全国の1,050事業主を対象に申告書などを調べたところ、小規模工事の申告漏れや事務所勤務者の賃金未計上が見つかった。また、40労働局で誤った周知が行われ、本来届出が必要な業者に届出を求めていなかった。検査院は、厚生労働省に着実に保険料を徴収できるよう調査方法の再検討およびマニュアルの改訂を要請。厚労省は、労働局への通知や指導を実施予定で、事業主への周知も徹底を図るとしている。


障害年金124件の不支給を取消し (2025年9月29日)

厚生労働省と日本年金機構は19日、2024年4〜7月に障害年金を不支給とされた2,895件のうち124件(4.3%)について判定を取り消すことを決めたと発表した。対象者には支給決定通知を発送し、11月から順次支給する。不支給割合の増加を受けた外部の指摘を踏まえて実施中の再点検によるもの。再点検は2024年度に不支給とされた精神障害など約1万1,000件を対象に行われ、うち2,895件は調査を終了しており、年内に残りも行う。


育成就労 介護・建設・外食業など8分野で転籍制限2年 (2025年9月22日)

政府は17日、2027年4月から導入される育成就労制度について、本人希望の場合に転籍できるまでの就労期間を、介護、建設、外食など8分野では2年とし、企業は2年目以降昇給など待遇向上策を図ることとする案を有識者会議に示した。その他の宿泊、農業、漁業、林業などの9分野では1年とされた。年内の閣議決定を目指す。


高齢者の就業者数が過去最多930万人 (2025年9月22日)

総務省は14日、「敬老の日」にちなみ、高齢者の人口および就業状況を公表した。65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は29.4%と、過去最高だった。65歳以上の就業者数も過去最多の930万人(2024年の就業者全体の13.7%)で21年連続の増加となり、特に「医療・福祉」分野では10年前の約2.3倍に増加。また、被雇用者のうち非正規の職員・従業員の割合は76.9%だった。


スマホでの「マイナ保険証」の利用が開始 (2025年9月22日)

19日から、スマートフォンに搭載したマイナ保険証を一部の医療機関や薬局で利用できるようになった。利用者は、マイナポータルのアプリを使ってマイナ保険証として登録してあるマイナカードの読取り等を行えば搭載できる一方、国が医療機関や薬局を対象に無料配布したカード読取り機でそのままスマホ読取りにも対応できるものは約3万台と、現時点では対応可能な施設は限られる。